実家じまいラボ|実家が空き家になったとき、売る・壊す・貸す・そのままを市区町村の制度から考える
32.7%
相続で空き家を取得した人のうち、32.7%が「まだ決めていない」と回答。
売る21.7%、壊す15.3%、貸す4.6%のどれよりも多い数字です。
出典:国土交通省 令和6年空き家所有者実態調査
決められないのには、理由があります。士業は自分の専門分野だけを、業者は自分の扱う工事だけを説明します。全体を横断して「何から・いつまでに・どの順番で」を教えてくれる人がいません。
このサイトは、市区町村ごとに実際に使える制度と、その条件を整理しています。補助金の金額、対象になる家の条件、申請の期限、判定に通らなかったときの選択肢まで。
相続で空き家を取得した人の21.7%が選びます。動く選択肢としては最多です。
- まだ使える家なら仲介、傷んでいるなら買取
- 売却の課題1位は「住宅の傷み」43.3%
- 名義が親のままだと売れない(相続登記)
売るを詳しく見る →
市区町村の解体補助金が使える場合があります。ただし金額も条件もまったく違います。
- まだ住める家には補助が出ない(判定がある)
- まだ住める家には出ない
- 工事を先に契約するともらえない
壊すを詳しく見る →
空き家バンクへの登録、改修への補助金。上限100万円を超える制度もあります。
- 対象になる地域や条件が限られることが多い
- バンク登録は、売りたい人にも意味がある
- 更地にしてから活用する道もある
貸す・活用するを詳しく見る →
32.7%が「空き家として所有」と答えています。決められていないのは、あなただけではありません。
- 解体費用をかけたくない 47.3%
- さら地にしても使い道がない 34.8%
- 取り壊すと固定資産税が高くなる 28.2%
そのままにする場合を見る →
数値の出典:国土交通省 令和6年空き家所有者実態調査(相続で取得した空き家・全国)
(順次追加していきます)
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名義は、親のままになっていませんか
名義が亡くなった方のままだと、売ることも貸すこともできません。相続登記は2024年4月から義務です。令和6年4月1日より前に相続した分は、2027年3月31日が期限。正当な理由なく怠ると10万円以下の過料があります。
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その家は、まだ人が住める状態ですか
ここで進む道が変わります。解体の補助金には市の危険度判定か耐震診断の評点が条件としてあり、まだ住める家には出ません。逆に、住める状態なら売る・貸すの選択肢が残っています。
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期限のある制度が2つあります
相続登記の申請義務は2027年3月31日(施行前に相続した分)。空き家の3,000万円特別控除は2027年12月31日までの譲渡まで。どちらも来年です。
国土交通省の調査では、親が亡くなる前に何らかの対策をしていた人は売却が26.6%、していなかった人は20.7%。「空き家のまま持ち続ける」は23.4%と35.3%で、12ポイント開いています。早く知っているほど選べる道が多い、というだけの話です。
空き家なら、解体費用の補助は必ずもらえますか?
いいえ。まず「相続した空き家が対象か」を確認してください。福岡県で解体補助金を確認できた55市町村のうち、7市町村は「現に居住していること」が条件で、空き家になった実家では使えない見込みでした。さらに28市町村には危険度の判定があり、まだ人が住める状態の家は対象になりません。判定がない制度も、耐震診断の評点が条件になっています。
補助金は、工事のあとから申請できますか?
できません。着工前の申請が必要です。解体業者に発注する前に、まず市区町村に相談してください。見積もりを取って契約を済ませてから制度を知った、というのが最ももったいないパターンです。
相続登記は、いつまでにすればいいですか?
不動産を取得したことを知った日から3年以内です。ただし、2024年(令和6年)4月1日より前に相続した分は2027年3月31日まで。何十年も親名義のままだった実家も対象です。正当な理由なく怠ると10万円以下の過料があります。
どの地域の情報がありますか?
現在は福岡県を掲載しています。県内60市町村のうち、解体補助金を確認できたのが55市町村、確認できなかったのが1市町村です。あわせて相続した空き家に使えるかどうかも市町村ごとに書いています。残る8町村は統計に市町村別のデータがなく、まだ調べられていません。順次、他の地域も追加していきます。
このサイトは不動産会社ですか?
いいえ。当サイトは宅地建物取引業者ではありません。不動産の売買・賃貸の媒介および代理は行わず、物件の説明、価格や契約条件の交渉・調整にも関与しません。行うのは情報の提供と、事業者のご紹介までです。
まとめサイトや検索結果の要約は、情報源にしていません。
公式の一次情報だけを使う
調べる過程で、他サイトに載っている補助金の上限額・制度名・自治体の電話番号が、実際の公式ページと食い違っている例を複数見つけました。
推測で埋めない
公式に記載がない項目は「記載なし」と書きます。制度が確認できなかった市町村は、そのことを明記します。「制度がない」とは断定しません。
確認した日付を載せる
制度は年度ごとに変わり、予算に達した時点で受付を終了するものもあります。各ページに確認日を記載しています。
1つの市区町村を、この4つで調べます
制度
解体・改修の補助金、空き家バンクの有無
金額と条件
補助率・上限・計算方法・対象になる家
期限
申請期間・必要書類・予算枠の有無
窓口
担当課・電話・粗大ごみ・許可業者名簿
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